2014/02/16 カテゴリ:体験者の声

自分にピッタリの呼吸を続けて本番に強い状態をつくっていきたいと思います!

西東京のリンパ流し専門ストレッチサロン『のほほん』の大野さん

 

が,『呼吸最適化プロファイル』にご参加してくださいました.

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※掲載に関しては,ご本人の許可を得ております.

 

お名前

 

大野 めぐみ 様

 

【『呼吸最適化プロファイル』をお知りになったきっかけは何ですか?】

 

無敗脳セミナー

 

【『呼吸最適化プロファイル』のどのような点に興味を持たれましたか?】

 

呼吸が大切ということはわかってはいたもののイマイチ方法がわからず自分に合った呼吸があるという事をしり,

より良い呼吸をすることで冷静さを保てたりできるのではないかなという点,自分自信の強化に興味を持ちました.

 

【プロファイル後の率直な感想をお聞かせください】
 

測定中に色々感じる事があり呼吸1つでこんなにも違いがあるのだなぁと感じました.

 

自分にピッタリの呼吸を続けて良い状態,本番に強い状態をつくっていきたいと思います.

すっきりしてます.

 

【プロファイルへの参加を迷われている方に一言メッセージをお願いします】

 

自分の事を知るってとても大切なことだと思います.

 

迷われているのならまずは受けてみて下さい.答えがみつかると思います.

 

…………

 

大野さん,ありがとうございました!

 

お腹を使った丹田呼吸は,力みを捨てるのにある程度の時間を要します.

 

胸ではなく,腹筋を使うのは,単純に酸素をたくさん吸い込める点と緊張を生まないようにするためです.

 

肋骨を引き上げて行う呼吸は,モダンスタイルのヨガに多いのですが,

 

胸で呼吸をすると肋骨(特にサイドの硬い部分)が邪魔になり,また肋間筋をかなり強く使う必要性が出てきます.

 

肋骨を引き上げる呼吸法は,重量挙げの選手が重い重量を持ち上げる時に息を止める行為と同じで,

 

腹圧を一定に保て,体幹を安定させる効果があると思われます.

 

ポーズをきれいにつくる目的のヨガの場合は,確かにこの呼吸のやり方の方が優れていると思います.

 

しかし,このやり方は肋間筋をはじめとする筋肉に緊張を生んでしまい,リラクセーションには不向きといえます.

 

実際,呼吸法に不慣れな方,特に女性は胸式呼吸の方が多く,呼吸に合わせて手のひらの発汗(精神性発汗)が増加しています.

 

これは,息を吸うときに力みが生じ,交感神経が刺激されていることを指します.

 

息を吸う時も注意が必要ですが,その何倍も吐く時は注意が必要です.

 

私が指導させていただいている腹式呼吸は,

 

伝統的な丹田呼吸と最新のバイオフィードバック分野で取り入れられている科学的な呼吸法をミックスしています.

 

どちらか一方の理論だけでは足りず,両方大切だからです.

 

伝統的な丹田呼吸を最新科学の理論を融合させることで進化させました.

 

サイバー・ヨガのテクニックの一部ですので「サイバー・ブリージング」と呼んでいます.

 

この呼吸法はシンプルですが,リラクセーション効果が大変高いです.

 

実際,この呼吸法の後に脳波を測定しようとしたら脳の活動電位が著しく低下し,測定できないほどでした.

 

それだけ,脳の興奮を抑えるのに適しています

 

1分間行うだけでもかなりの覚醒水準が下がります.

 

※呼吸法の習得には指導を要します.

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まずは,携帯型心拍変動デバイス『ストレスイレイザー』でトレーニング開始!

 

スマートフォンで心拍変動が取り込めるアプリもありますが,感度がおもわしくなくあまりお勧めできません.

 

またパソコンで行えるタイプもありますが,わざわざパソコンを立ち上げて行う必要性があり,

 

日々の自主トレーニングとしては少し不向きといえます.

 

こういったデバイスを使ったトレーニングは,いかに日常生活に溶け込めるかがカギになってきます.

 

そのため,手軽さ,携帯性が高く,感度が高いものを選ぶ必要性があります.

 

総合点でいいますと,この『ストレスイレイザー』がダントツですね.

 

バイオフィードバック関連領域の研究者の先生方も『ストレスイレイザー』を使われている方が多いです.

 

横道にそれましたが,大野さんの『呼吸最適化プロファイル』の結果を見ていきましょう.

【5.5回/分】

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(※グラフ上: 0.1Hz帯域(緑線)のパワー値 ※グラフ下: 心拍)

 

心拍の波形にかなりのギザギザが混じっていますが,これは指先が冷たい時に起きる現象です.

 

本来ならこの段階でセンサーを一度外し,指先を温めることが望まれます.

 

このギザギザを除いて分析ももちろん可能ですが,分析する側の負担が増えることになります.

 

心拍変動のパワー値に関しては,0.1Hz帯域以外の領域でも共鳴を起こしており,あまり適した呼吸ペースとはいえない状態です.

 

この5.5回/分の呼吸法を行うと手の方から体全体が温かくなってきたそうです.

 

これは,6.0回/分の時よりリラクセーションが促されていることを表しています.

 

(※6.5回/分と6.0回/分は,共鳴周波数からはかなり外れていたため除外させていただきました)

5.0回/分

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かなり状態が良くなりました.

 

このように最適な呼吸ペースになると0.1Hz帯域のパワー値(緑線)だけがグンと増加します.

 

心拍の波形も同じ高さで安定しています.

 

心地良さが向上し,先程までの耳鳴りも治まったようですので,データとご本人の語りから5.0回/分が大野さんにとっての共鳴周波数といえます.

【4.5回/分】

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0.1Hz帯域のパワー値が低下し,他の周波数帯域も共鳴してきています.

 

これは,共鳴周波数から外れてきたことを示しています.

 

【まとめ】

 

ご本人の語りでは,4.5回/分が一番無心になれたそうです.

 

ただ,データとしては,5.0回/分の方が優れている為,しばらく5.0回/分で呼吸法を行っていただきます.

 

呼吸法にあまり慣れていない方の場合は,ご本人の語りよりも生理学的データをまず優先します.

 

ある程度,実習期間が進みますと,多くのケースでこの生理的効果と心理的効果のズレが一致してきます

 

経験者の方で,同様のケースが出てきた場合は,

 

その後,何度か似通った呼吸ペースでの呼吸法(今回の場合,5.0回/分と4.5回/分)を繰り返し測定し,合わせてご本人の感想を聞いていきます

 

何度か測定を繰り返すと,必ずどちらか一方の方が良いデータを示していきます.

 

私が測定してきた経験上,どの呼吸ペースが最適かはある程度分かりますが,

 

お客様にしっかり納得していただく目的で測定を繰り返し行い,実際のデータを比較していただいております.

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P.S.

 

最近,息が合うという表現から,最適な呼吸ペースとパーソナリティーの一致が何かしら関連しているのでは?と思ったりしています.

 

こんなことを考えているのは私だけかもしれませんが…

 

しかし,何か関連しているように思えてならないのです.

 

もし関連性があるなら,ダブルスやダンスなど特にスポーツ領域のパートナー選びの一つの指標として役立つ可能性があります.

 

少し検証してみたいと思います.

 

何か一定の法則が見つかりましたらまたご報告させていただきます.

 

…しかし,呼吸法は本当に奥が深いですね.

 

研究すればするほど道が広がっていくような感じです…

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