2012/10/14 カテゴリ:ブログ

女性の更年期と自律神経の乱れ①★“美脳”ヨガ部★

田町で更年期ストレス解消!アンチエイジングで評判の美脳ヨガサロンの辻です。

 

女性の更年期の症状は、長期化する方や、ほとんどその兆候がみられない方など様々です。

 

症状としましては、ほてり、多汗、イライラ、不眠、肩こりなどが挙げられます。

 

 

症状をみてみますと、自律神経失調症と同じだと気づかれると思います。

 

更年期の症状は、自律神経の乱れからきていることは間違いないと思われます。

 

 

では、その乱れさせている原因は何なのでしょうか?

 

 

どうやら女性ホルモンに関するトラブルが脳と体の間で起こっているようです。

 

 

女性ホルモンのエストロゲンは20代をピークに減少していき、40代、50代ではその減少も加速します。

 

そのエストロゲンは、脳の視床下部から分泌される卵胞刺激ホルモン(FSH)からの指令により卵巣から分泌されます。

 

 

20代、30代は、脳と卵巣は、良好な関係なのですが、

40代半ばになりますと、その関係が徐々に悪化していきます。

 

 

悪化の原因は、加齢とともに、卵巣の機能は低下していくにもかかわらず、

脳は、お構いなしに卵巣に向かって、若い頃と同じようにエストロゲンを分泌するように命令するからだと推測されています。

 

 

当然、卵巣は、上司である脳のいうことは絶対ですから、指示通りに働こうとしますが、働ける余力が残っていない…

 

つまり、上司のパワハラにあって、うつになってしまった部下のような症状が出てきます。

 

 

実際、体内では、エストロゲンの分泌量は減少するにもかかわらず、脳からの卵胞刺激ホルモンは増加傾向にあります。

 

 

そして、うつになってしまった部下に対して、上司である脳も徐々に自分を責めるかのように混乱していきます。

 

その混乱が、同じ部署内(視床下部)にいる別の部下である自律神経にも影響が出てくるということです。

 

上司のイライラがそれこそ自律神経にも伝わってしまっている状態です。

 

 

こういうわけで、更年期の症状は、自律神経失調症と同じ症状となって現れてくると考えられています。

 

 

現在の主な治療には、ホルモン補充療法や漢方薬の処方などがありますが、

 

それぞれに問題を残したままでいます

(これらの問題点に関しましては別の機会に明記させていただきます)。

 

 

いずれにしましても、「禍を転じて福と為す」ともいいます。

 

 

こういう何かきっかけとなるような出来事がありませんと、なかなか人間というのは

 

自分自身の体ときちんと向かい合い、いたわるような行動、気持ちにはなれないと思います。

 

 

老化は、人間にとって避けられませんが、そのスピードを緩やかにすることは可能です。

 

また、私自身、そのスピードを緩やかにすることで、更年期の症状が和らぐと考えています。

 

次回は、“美脳”ヨガの更年期症状へのアプローチについて明記させていただきます。

 

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