2018/05/10 カテゴリ:ブログ

発達障害を改善し,脳のパフォーマンスを高めるトレーニング

発達障害を改善し,脳のパフォーマンスを高めるトレーニング

 


 

発達障害として典型的なものにADD(注意欠陥障害)ADHD(注意欠陥・多動性障害)があります.

 

近年では,大人のADHDも良く知られるようになりました.

 

そのADD,ADHDの治療法としては,今まで医療機関での投薬治療が一般的でした.

 

そんな中,世界的に特にヨーロッパやアメリカでは,脳波を活用したトレーニングニューロフィードバックが頻繁に行われるようになってきました.

 

ニューロフィードバックは,クライエントの頭皮上に脳波電極を取り付け,その脳波状態を基にトレーニングを行っていくものです.

 

ニューロフィードバックには様々なプログラムがありますが,

 

基本的には,乱れた脳波を最適な状態に,

 

つまり過剰に働き過ぎている脳波の成分は抑制し,働きが弱いものは強化してバランスを整えるというものです.

 

ADD,ADHDの脳波の特徴として,シータ波と呼ばれる雑念に関連する脳波成分が多いことが良く知られており,今までは,このシータ波成分を減らすトレーニングが主流を占めていました.

 

しかし,このトレーニングの場合,眠気と雑念の区別が難しく,また改善が見込まれるまでにかなりの回数と時間を要することから現在では下火になりつつあります

 

そこで,ADD,ADHD改善のための新たなトレーニングプログラムが模索されていました.

 

ADD,ADHDの脳の特性を根本的に見つめ直すことで,新たに分かったことは,

 

簡単にいいますと,脳の活性化と沈静化の行き来が苦手なことです.

 

本当にざっくりした言い方では,脳のコントロール,制御が正常な方よりも苦手ということです.

 

人間が何かに対して,注意を向けた場合,脳の中では,マイナスの電気を帯びていきます.

 

そして,注意をそらすと,プラスの電気を帯びていきます.

 

ADD,ADHDの方は,このマイナスとプラスのスイッチ(脱分極)が苦手なことが分かってきたのです.

 

そこで,このスイッチをスムーズにしようと試みるニューロフィードバックのトレーニングプログラムが開発され,様々な臨床現場で取り組まれ,論文でもかなり発表されるようになりました.

 

そして,このトレーニングプログラムは,瞬く間にオールドスタイルのニューロフィードバックと取って替わるまでになりました.

 

海外では,カウンセラーがカウンセリングと,このニューロフィードバックをパックで行う取り組みが主流を占めつつあります

 

発達障害改善 脳トレーニング(「グッと!スポーツ」クライミング特集での集中力テストの模様)

 

当スタジオでもすぐに取り入れ,行ってみたところ,

 

ADD,ADHDでお悩みの成人,児童はもとより,ビジネスパーソン,エグゼクティブの方にも大変好評を得ています.

 

皆様,共通しておしゃっることは,

 

「今まで後回しにしていた雑務や仕事がサクサクと片付くようになりました!」

 

「睡眠が深くなり,今まで起きてから数分間行動が出来なかったのに,目覚めがスッキリし,すぐに行動ができるようになりました!」

 

これは,脳内の電気的なやりとり(電位変動)がスムーズになり,改善される症状と推測されています.

 

このトレーニングプログラムは世界的基準とされる手順がきちんと存在し,その手順に準じて行われる必要があります

 

基本的に1回30分のプログラムを計30回行います

 

また,このトレーニングの素晴らしいところは,アクティベーション(活性化)リラクセーション(沈静化)の両方の能力を高めてくれるところです.

 

通常,トレーニングを進めていくと,どちらかの能力が苦手なことが分かってきます.

 

しかし,トレーニングを4,5回行った辺りから徐々に改善されていきます.

 

これは,脳の学習効果(オペラント条件づけ)によるものです.

 

脳を最適化し,ビジネスやスポーツ,勉強のパフォーマンスを高めたいと思われている方は,是非一度,当スタジオのニューロフィードバック・プログラムをご受講下さい

 

5回からなる「お試しプログラム」もご用意しております.

 

お試しプログラム: 全5回54,000円(1回90分)

 


 

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