「最強のメンタル」が手に入る科学的な3つのステップ

人にはそれぞれ脳のタイプがある

 


 

以前,ビリヤードのトップ選手の競技中の脳波とパフォーマンスをチェックしたことがありますが,

 

マインドフルネスを事前に行った場合と,呼吸法を事前に行った場合とでは,それぞれ,異なる気分や脳の状態,パフォーマンスを示しました

 

これは人によって,パフォーマンスに好影響を及ぼす自己コントロール法は異なるという意味です.

 

そこには,元々持っている個人の体質,具体的には脳の覚醒レベルが関わっているのです.

 

詳細はこちら

スポーツ ニューロフィードバック

 


 

ヨガ×最新テクノロジーサイバーヨガ

 

脳科学の進化で「科学的にメンタルが鍛えられる時代」が到来した

本格的にメンタルを鍛えるためには、「脳」や「自律神経」へのアプローチが欠かせない

 


 

気分やメンタルの状態を意志や思い込み,イメージの力で変えようとしても限界があります.

 

そこで,代々のヒマラヤのヨガ行者たちは身体を整え,呼吸を整えることで

 

よりクイックにメンタルの改善を図ることに成功しました

 

これは,心は脳の働きの影響を受け,その脳は身体からの影響を受けるからです.

 

外が寒いとき,暑いときでそれぞれ気分が変わるのもそういった影響からです.

 

そして,仕事やスポーツのパフォーマンスを高めたい場合も,まずは脳機能を高める必要があります.

 

例えば,うつ症状にある人がいくら気合いを入れても,肝心の身体がついてこないはずです.

 

これは,脳の機能低下の影響,具体的には,前頭前皮質の血流量が低下しているために

 

物事の判断,決定に対するエネルギーが湧いてこないからです.

 

つまり,脳機能が低下したまま,いくらポジティブ思考や考え方,フレームを変えようとしても

 

身体と同じようにその展開について行けないのです.

 

そこでまずは,脳や自律神経の働きを改善するトレーニングが必要になってくるというわけです.

 

その鍛え方も脳のタイプによって異なってきます.

 

詳細は,ダイヤモンドオンラインをご覧下さい

最先端科学×マインドフルネスで実現する 最強のメンタル

 


 

ヨガ×最新テクノロジーサイバーヨガ

 

最先端科学×マインドフルネスで実現する『最強のメンタル』!新刊のご案内

最先端科学×マインドフルネスで実現する 最強のメンタル――なぜ、世界のエグゼクティブは心を鍛えるのか

 


 

明日,125日(木)に私の新刊がダイヤモンド社より発売されます.

最先端科学×マインドフルネスで実現する 最強のメンタル

テーマはビジネスパーソン向けのメンタル強化法についてです.

 

前半はメンタル強化に関する理論,後半はマインドフルネスや呼吸法,最新トレーニングの実践について明記しています

 

メンタル強化について今必要なことはほぼ全て載せられたと思っています.

 

実技も基本的に自宅で行えるものに絞って掲載しています.

 

よろしければ,どうぞ書店にてお求め下さい.

 

また,下記サイト内の「たちよみする」をクリックいただき,ブラックの「表紙画像」をクリックしていただくと,

 

第1章が途中まで無料で読むことができます

 

最先端科学×マインドフルネスで実現する 最強のメンタル――なぜ、世界のエグゼクティブは心を鍛えるのか

 


 

ヨガ×最新テクノロジーサイバーヨガ

 

NHK『グッと!スポーツ』 – アスリートも注目 ヨガ – 出演

NHK『グッと!スポーツ』 – アスリートも注目 ヨガ – 出演

 


 

1212日(火)22時25分~23時15分放送

(再放送: 12月19(火)0時55分~1時45分)

 

NHKグッと!スポーツアスリートも注目 ヨガ

 

に出演しておりますので,よろしければどうぞご覧下さい.

 

http://www4.nhk.or.jp/g-sport/x/2017-12-12/21/21421/1743067/

 

グッと!スポーツ アスリート ヨガ

 

 

 


 

 

ヨガ×最新テクノロジーサイバーヨガ

【重要】来年1月10日(水)以降のご予約を開始致します

2018年1月10日(水)予約再開

 


 

⇒ 9月から新規のお客様のご予約を停止させていただいておりましたが,

 

来年110日(水)以降のご予約を限定的に再開致します

 

今回,予約を再開するプログラムは以下の2種類のプログラムとなります.

 

メンタル「見える化」カウンセリング(ストレスプロファイル)

呼吸最適化プロファイル

 

現在ご予約受け中です.

 

ご予約をご希望される方は,下記「お問い合わせフォーム」に必要事項を明記の上,ご予約をお願い致します.

 

https://www.cyber-yoga.co.jp/contact/

 

ビリヤード・トッププレーヤーのメンタルの強さに迫る!- Part2 –

ビリヤード・トッププレーヤーのメンタルの強さに迫る!- Part2 –

 


 

本日は,ビリヤード専門誌QUE'S11月号掲載分の測定第二弾でした.

ビリヤード ニューロフィードバック

 

今回,お越しいただいたのは,先日のユニバーシアードで見事銀メダルを獲得した鈴木謙吾選手.

ビリヤード バイオフィードバック

 

内容は,前回同様に様々なトライアルやプレッシャーがかかった中での精神生理学的変化の測定です.

 

今回も測定に6時間近くかかりました.

 

結果は,自分が予想していたものになりましたので面白かったです.

 

何が面白いかといいますと,頭の中,理論上こうなるだろうなと予想していたことが,実際に起こるところでしょうか?

 

やはり脳波測定は大事だと思いました.

 

なぜなら人の覚醒レベルをそのまま映し出してくれるからです.

 

それに対して自律神経は結構まばらな動き方をします.

 

ただ手の汗の発汗は嘘発見器に使われるほど反応性が良く,脳の覚醒を反映しているといえます.

 

いずれにしても高いパフォーマンス発揮には,リラックスと集中のバランスが大事で

 

“ゾーン”というのはダイヤルがピンポイントではまった時に現れる代物です

 

トップアスリートでも自分の力で自在にその状態をつくり出すことは困難であり,

 

一度も経験したことがないアスリートもかなり多いです.

 

ピンポイントですからそれは脳の覚醒レベルの中のなのです.

 

ですからそうした幻の点を目指すよりもその辺り,つまり中覚醒領域あたりというを目指した方が現実的なのです.

 

ゾーンは入れればラッキーぐらいに留めておき,“ここ一番”ではリラックスと集中のバランスが取れた状態を目指す!

ビリヤード メンタルトレーニング

 

…私の所では,その領域に達する方法として3種類のアプローチを用意しています.

 

具体的な方法につきましては前号の『QUE'S』9月号をご覧下さい.

 

10月4日発売11月号も様々な試みをしていますのでどうぞご一読下さい!

ビリヤード メンタル

 


 

ヨガ×最新テクノロジーサイバーヨガ

 

 

ビリヤード・トッププレーヤーのメンタルの強さに迫る!

ビリヤード・トッププレーヤーのメンタルの強さに迫る!

 


 

本日は,ビリヤード専門誌QUE'S11月号掲載分の測定日でした.

 

内容は,様々なトライアルやプレッシャーがかかった状態でのトッププロのプレー中の精神生理学的変化の測定です.

ビリヤード 科学

  

心理アセスメントや気分指標もかなりとりました.

ビリヤード 精神

 

これにより,生理面,心理面,両方からの考察が可能になります.

 

単純にショット前後の心身の変化も細かく分析が可能です.

 

かなり本格的な測定となりました.

 

実験では,きちんとした測定,分析,取付はもとより,

 

きちんとしたプロトコルと被験者の管理がとても大切です.

ビリヤード キューズ 撮影

(※前頭部に巻いているのは筋電計.ストレス時に筋緊張を起こしやすい前額部と肩の僧帽筋につけるのが一般的)

 

近年,前頭部に取り付けた簡易型の脳波計による計測がテレビなどで度々行われていますが,

 

前頭部での脳波測定はほとんどが表面筋電図,つまり表情筋の信号がかなり入り込んでしまい,実際は計測が困難です.

 

さらに簡易型の脳波計では,本格的なものと異なり,サンプリング率,つまりセンサーの感度がそもそも低いのきちんとしたデータ取得が困難です.

 

また,何の処置もせず,脳波計を取り付けるのは無謀なことで,

 

測定前には頭皮や,耳たぶなど,電極を取り付ける部位はかなり磨いて皮脂を取り除き,抵抗値を下げる必要があります.

 

ヨガのアサーナ中の脳波計測もほぼ無理です.

 

頭部の位置が安定するようなアーサナでも筋肉の影響と汗による影響で計測困難です.

 

仮にノイズを除去して行った場合でも,アーサナ中と安静時などを比較した場合,

 

閉眼なら閉眼,開眼なら開眼で条件をそろえないと,どちらか一方の場合のみ閉眼だったりするケースがかなり見受けられますので,

 

それは閉眼による覚醒水準の低下とアルファ波の出現であり,リラクセーションとは言い切れないといえる場合が多々あります.

 

当スタジオは計測・分析を得意としております.

 

正確な分析により導き出された精神生理学的特性によりニューロフィードバック(脳波トレーニング)のトレーニング内容を決定していきます.

 

ニューロフィードバックの取り付けも簡単ではなく,それ以上にプログラムの選択が困難です.

 

最新のテクノロジーといえでもそれを取り扱うのは人であり,それは漢方やアーユルヴェーダによる伝統的な診察と処方と同じなのです.

 

………

 

【ビリヤード・トッププロの土方プロと記念撮影】

ビリヤード サイバーヨガ

 


 

ヨガ×最新テクノロジーサイバーヨガ

 

ビリヤード専門誌『QUE’S』9月号 掲載

今発売のビリヤード専門誌『QUE'S』9月号にてトッププロへの自律神経や脳波の測定結果や,最高の精神状態“ゾーン”について論じました.

 

6ページに渡り,メンタルや集中について科学的に論じていますので,どうぞお手にしてみて下さい.

 

抽象さを極力排除していますので,読んでいて面白い内容だと思います.

 

ビリヤード専門誌 キューズ 9月号ビリヤード専門誌 QUE'S 9月号

 

仙台から高校生達が校外授業に来てくれました!

本日は,宮城県仙台第一高等学校(スーパーサイエンスハイスクール指定校)の高校生たちが校外授業としてはるばる宮城県から来てくれました!

宮城県仙台第一高等学校 校外授業  

こちらの高等学校は,校外授業として毎年班に分かれて,自分たちの関心がある企業を訪問して研究活動に役立たせる取り組みを行っています.

 

今回,私の所に訪問してくれたのは4名の野球部所属の高校生達です.

 

心拍数とパフォーマンスの関係について研究を行い

 

緊張状態に陥ったとき,心拍数をコントロールし,ベストなパフォーマンスをすることを目的にしているそうです

 

今回は,実際にストレスが加わると,呼吸や心拍,手の汗,温度がどう変化するのかを測定機器を装着して体験してもらいました.

 

ゲームなどの精神作業をすると,交感神経が活性化し,手の汗は増加し,ゲームが終わると低下します

 

目を閉じるとそれだけでもリラックスし,さらに手の汗は減ります

 

手の温度はその真逆の動きをします.呼吸法をするとリラクセーション反応が持続し,手のポカポカ状態が続きます

 

一番下の緑線,赤線,青線はそれぞれ自律神経バランスが整った状態,副交感神経,交感神経の周波数帯域のパワー値を表していますが,基本的に緑線に注目します.

 

ゲームすると自律神経バランスが崩れ,目を閉じたり,呼吸法をすると回復しているのが明瞭に「見える化」されていますね

 

こうしたことは教科書で勉強するよりも実際に体験してデータを眺める方がはるかに勉強になります.

バイオフィードバック スキンコンダクタンス

バイオフィードバック 皮膚温バイオフィードバック 心拍変動

呼吸法を行うことで自律神経のバランスが整うことも実際に体験してもらいました.

宮城県仙台第一高等学校 校外授業

 

すごく専門的な話になってしまいますので,かみ砕いて話しますと,循環器系の特性から10秒に1回(5秒で吸って5秒で吐くetc)の呼吸をすると,自律神経バランスを表すLFという成分のパワーが簡単にアップします

HRVバイオフィードバックHRVバイオフィードバック LF成分

どなたでもLF成分はアップします.しかし,正確には最大限LF成分の値を高めるには自分に合った呼吸ペースでの呼吸法を行う必要があります

 

身体や心臓の働きが個々に違うように,人によっては4秒で吸って4秒で吐く方が,6秒で吸って6秒で吐く方がLF成分が高まる場合があります.

 

私の所では,『呼吸最適化プロファイル』というサービスで個々の最適呼吸ペースを割り出しております.

 

自分にとって最適な呼吸ペースが分かったら,専用のデバイスを使用することで,自宅にて最適呼吸法が行えるようになります

 

 

あとは,ストレス状態でもうまくリラックスできる方法や,実践的なマインドフルネスに関するレクチャーをさせていただきました.

宮城県仙台第一高等学校 校外授業宮城県仙台第一高等学校 校外授業宮城県仙台第一高等学校 校外授業

皆さん良い笑顔ですね^^

 

少しでも皆さんの東京での良き想い出として刻み込まれ,そして将来私と一緒にスポーツバイオフィードバック分野を盛り上げてもらえれば嬉しい限りです!

 

ビリヤード雑誌『CUE’S』撮影風景 ~ 究極の精神状態「Zone」を解明!~

 

ビリヤード雑誌『CUE'S』撮影風景 ~ 究極の精神状態「Zone」を解明!~

 


 

本日は,ビリヤード日本ランキング1位の土方隼斗プロと,ユニバーシアードで日本代表の鈴木謙吾選手を交えてビリヤード雑誌CUE'Sさんの撮影でした(※写真は5月号のもの).

ビリヤード雑誌 CUE'S

 

テーマはZoneです.

 

スポーツ選手であれば,一度は耳にしたことがある最高の精神状態のことです.

 

「ゾーン」や「ピークパフォーマンス」に関しては,選手達からのインタビューをまとめた8つの定義がスポーツ心理学会のスポーツ心理学事典に載っております.

 

今回の企画をいただいたときに,私の専門分野であるスポーツ精神生理学の観点から「ゾーン」の定義付けを考えてみました.

 

当然のごとく,脳波の周波数帯域から「ゾーン」を紐解くことになりました

ビリヤード ゾーン

 

完璧なゾーン状態には入れるかどうかは環境や体調など様々な状況がジャストミートで合わさる必要があると考えています.

 

ただそれに似た状態には近づくことは可能ではないかと考えています.

 

ゾーンをリラックスと集中の絶妙なバランス状態と考えれば,覚醒レベルが低すぎず,高すぎずの中レベルの覚醒水準が望ましいと考えられます

 

それには3つの異なるアプローチがあります.

 

そしてその方法は脳のタイプによっても異なってきます.

 

中レベルの覚醒水準を獲得する方法は人によって登山ルートが変わるということです

 

皆同じ登山ルートを辿れば,うまく登山できる人とできない人が出てきてしまいます.

 

これは完全に事前の分析が不足しているために起こります.

 

ですので今回は,脳のタイプ分析にも記事を割いてもらいました.

鈴木健吾選手 (写真は,鈴木謙吾選手)

 

全日本を2連覇した土方プロの脳波は一体どんな脳波なのでしょうか?気になりますね^^

土方隼斗プロ 気になる方は,8月4日発売の『CUE'S 9月号』をお手にとって下さい!

 

後編は,実際にビリヤード場に出向き,競技中のプロの心の状態を明らかにし,その強さの秘密に迫りたいと思います!

ビリヤード 自律神経

どうぞお楽しみに!

 


 

ヨガ×最新テクノロジーサイバーヨガ

 

2017’『日本バイオフィードバック学会』に参加してきました!

2017'『第45回日本バイオフィードバック学会』レポート

 


 

6/10-6/11と二日間にかけて大阪で開催された第45回日本バイオフィードバック学会に参加してきました.

 

初日は,カナダのソートテクノロジー社と,関西医科大学の志田先生,エムピージャパンさんのコラボワークショップ・イベントのお手伝いをさせていただきました.

2017 バイオフィードバック学会

 

前日の金曜日に大阪入りし,ソートテクノロジーとエムピージャパンさんの皆様とワークショップの打ち合わせ.

 

プレゼンターのシダーウッドさんから当日,話したい内容や流れ,タイムマネジメントについて内容を詰めました.

2017 バイオフィードバック学会

 

ワークショップの内容は,バイオフィードバックという心身トレーニング法とそれに関連する機器の紹介,最新ウェアラブル自律神経機器『TPS』のデモンストレーションです.

 

私は通訳としてまた,現場で活用している立場からのアドバイスなどをさせていただきました.

2017 バイオフィードバック学会

 

バイオフィードバックが活用されている分野は,

 

心身医学,メンタルヘルス,リハビリテーション,失禁治療,行動療法,物理療法,ピークパフォーマンス(スポーツ,軍隊,エグゼクティブ),教育,研究,人間工学

 

と多岐に渡ります.2017 バイオフィードバック学会

 

ソートテクノロジーは,カナダに本拠地を置く企業ですので,カナダのウィンタースポーツにはバイオフィードバックやニューロフィードバックのトレーニングを導入して金メダルを取得した選手は多いです.2017 バイオフィードバック学会

 

この日は,同じ時間帯に別の部屋にて「マインドフルネス」に関するワークショップも行われていましたが,

 

やはりそこはバイオフィードバック学会,世界を牽引するソートテクノロジーのプレゼンテーションに皆様興味津々.

 

デンソー女子バレーボールチームのアナリスト鈴木さんにも名古屋からはるばるご参加いただきました.

 

世界との溝を埋めるために,是非,現場という最前線でのスポーツバイオフィードバックの普及を目指されて下さい!2017 バイオフィードバック学会

 

このウェブサイトでも度々ご紹介させていただいておりますが,下記が最新型自律神経デバイスの『TPS』です.

2017 バイオフィードバック学会 心拍変動,発汗,皮膚温と3つの信号が測定できる上に電池いらずの充電式でパソコンを介さず,ブルートゥースでタブレットやスマホ上で測定と分析の両方が行えます.

 

最近では安価なタイプのものも発売されていますが,価格の大きな違いはセンサーの感度と測定項目の種類の多さでしょう.

 

安価なものは,当然正確なデータ測定は困難になります.

 

心身医学などの医療分野やトップアスリートは是非,プロフェッショナル仕様の『TPS』をご活用下さいませ.

 

 

翌日は,自分自身も研究発表を行わせていただきました.

 

この5年ほど,臨床現場でのトレーニングがほとんどでしたので,その集大成の一部をご紹介させていただきました.

2017 バイオフィードバック学会

常に測定方法やトレーニングのより良い方法を模索しております.

 

特にここ最近は,大きくセンサーの取り付け方法や分析方法の変更,見直しを行いました.

 

お陰様でさらに正確なデータ測定が行えるようになりました.

 

第45回バイオフィードバック学会発表

第45回 バイオフィードバック学会 サイバー・ヨガ研究所今回の発表では『ストレスプロファイル』と呼ばれる精神生理学的ストレス検査の有効活用法をご紹介させていただきました.

 

特に競技スポーツ現場では,安静時のみの心身状態を分析してもあまり意味がないのです.

 

アスリートは常に競技というストレスにさらされます.

 

つまり,安静時からストレス時に移行する過程で自律神経系や中枢系がどのような変化パターンを示すかを事前確認する必要があるのです

 

そうすれば,試合当日,“ゾーン”に近づくための様々な戦略が事前に立てられるのです

 

 

今回の学会では様々な方々のお世話になりました.

 

この場をお借りして御礼を申し上げさせていただきます.

 

私自身もたくさんの気づきがあり,海外視察も含め,また参加したいなと思いました.

 

競技スポーツに関わる指導者やコーチの皆様方は,是非一緒にスポーツバイオフィードバック分野を盛り上げていきましょう!

 

ヨガも科学的トレーニングも本質的には同じ!

ヨガも科学的トレーニングも本質的には同じ


 

岐阜県から会社経営者のT様がお越し下さいました!

自律神経デバイス TPS 購入

T様はメンタル強化のために本格的なヨガを学びたいと当スタジオにお越し下さいました.

 

当初は,ヨガの予約をされていたのですが,お話をお伺いしているうちに

 

“まずは「ストレスプロファイル」によるメンタル分析と自律神経バランスを改善する呼吸法を身につけた方が良いですよ”

 

とアドバイスさせていただいた結果,

 

すぐにその場でヨガは別の日に予約をずらし,この日は「ストレスプロファイル」を行うことになりました.

 

こうした当日のプログラム変更が可能なところも当スタジオの特徴の一つです.

 

先日の別のお客様でも同様のケースがありました.

 

実際にプログラムの詳細を聞くことによって優先順位がはっきりとしてくるのですね.

 

ヨガも機材を使用した科学的トレーニングもメンタルという側面から考えれば同じなのです.

 

私の中ではヨガと最新トレーニングの間に区別はありません.

 

自分自身の身体に備わる感覚センサーを使って心身の内面を感じるか

 

機材を使用して心身の内面を「見える化」するか

 

の違いであり,センサーを使用するか,しないかの違いだけなのです.

 

どちらの方法も一長一短あり,組み合わせることで心身の全体像が余すところなく浮かび上がってきます

 

特に現代人は心と体のつながりが希薄になってきています

 

これは心身症の一部で,「失体感症」や「失感情症」と呼ばれ,現代人に多い症状なのです.

 

こうした場合,自分の中にある感覚センサーを使って心身を見つめても

 

感覚が鈍っているのであまり効果的ではないのです.

 

そこで役に立つのがセンサーを使用して心身を「見える化」する方法なのです.

 

特に脳波とかになってきますと,「今,自分の脳の中にシータ波が混じってきたなー」とかは分からないですよね.

 

しかし機械であれば馬鹿正直に今の脳波の状態を教えてくれます.

 

今回のT様の場合,安静状態ではベータ波がかなり高いですが,

 

ストレス状態でもその値は変わらず,逆にぼんやり脳波のシータ波が混ざってくるタイプです.

 

こうした希な脳波パターンに対して,一般的なリラクセーショントレーニングを施してしまうと大失敗をしてしまいます

 

もし,安静状態のみの分析を行った場合,いわゆる不安障害に該当する脳波タイプです.

 

いかに安静状態とストレス状態との比較が重要かということがご理解いただけるかと思います.

 

当然,脳波分析は万能ではありませんので,ここで役に立ってくるのが心理検査とインタビューによる考察なのです.

 

 

T様は,当スタジオの科学的なアプローチがとても気に入られたようです.

 

「ここ数年来の自分の中での大ヒットです!」とまで言っていただきました.

 

ヨガと科学が本当に融合されていることが驚きなようです.

 

そして,新商品の自律神経デバイス『TPS』を一目で気に入られ,その場で購入をされました.

 

東京には頻繁に出張で来られているそうで,次回は是非ヨガを受講されたいとのことでした.

 

他流派のクンダリーニヨガは経験されたことがあるそうですが,

 

今回,本格的に学びたいということで,ヨギ・バジャン師直伝のクンダリーニヨガに強い関心を持つようになったそうです.

 

同じクンダリーニヨガでも流派が異なれば,節々に違うところがあります.

 

本格的にクンダリーニヨガを学ばれたい方は是非,ヨギ・バジャン伝を体験されて下さい.

 

その繊細で細やかなテクニックと理論性にきっと驚かれると思います.

 


ヨガ×最新テクノロジーサイバーヨガ

 

『呼吸最適化プロファイル』を再開します!

心拍変動(HRV)バイオフィードバックによる呼吸分析『呼吸最適化プロファイル』


 

しばらく休止していた呼吸最適化プロファイルを再開します.

 

『呼吸最適化プロファイル』とは個人に合った最適な呼吸ペースを分析する方法で,

 

速いペースから徐々に呼吸をゆっくりにしていき,自律神経バランスの変化を観察していく方法のことです.

 

経過観察の中で最も自律神経バランスが高まった呼吸ペースがその方にとっての最適呼吸ペースとなります

 

その呼吸ペースで呼吸法を行うことで最大限の自律神経改善効果が得られるというわけです.

心拍変動(HRV)バイオフィードバック

主に海外の心身医学やスポーツ科学分野で取り入れられている手法です.

 

以前の手順では,分析にかなりの時間を要していましたが,

 

今回,新たな手順で行うことで,分析時間が1/3にまで短縮することができました.

 

さらにデータの再現性も格段に高まりました.

 

興味がある方はどうぞお試し下さい.

 


ヨガ×最新テクノロジーサイバーヨガ

 

メンタルトレーニングとスポーツ科学

メンタルトレーニングとスポーツ科学

 


 

これからのメンタルトレーニングは,科学との融合がテーマとなるでしょう.

 スポーツ バイオフィードバック

なぜなら,心理検査やインタビューだけでは実際の心身の状態は分からないからです.

 

特に記名式の心理検査の場合,心理検査の結果をよく見せようと,故意にコントロールすることもできます.

 

チームスポーツなどでは監督やコーチに少しでも試合で役に立つ選手に思われたいが為に心理検査をコントロールしようと考えるアスリートがどうしても出てきます

 

気持ちは分かりますが,これでは本当のところのメンタル状態は分かりません.

 

そこで役に立つのが生理検査による心身の「見える化」です.

スポーツ バイオフィードバック

ストレスによるダメージを受けたときの心身の反応や回復力などがある程度分かります

 

さらに高いパフォーマンスには中レベルの脳の覚醒レベルが最適と考えられています.

 

緊張しすぎず,リラックスしすぎずの状態です.

 

この状態のことをゾーンと呼んだり,ピークパフォーマンスと呼んだりします.

ソートテクノロジー プロコンプ

 

脳波分析を行えば,簡単に脳の覚醒レベルが割り出せます

 

逆にいえば,脳波分析で分かることといえば覚醒レベルぐらいなものです(事象関連電位は除く).

 

長い睡眠研究の歴史でも脳波分析が主に使われていることからも明かです.

 

近年,ニューロフィードバック分野で様々な症状と脳波マッピングが関連づけられたりしていますが,

 

まだまだそこまで言い切れない段階といえます.

 

ですので,私は,脳波に関しては脳の覚醒レベルのみを指標として分析に使い,それをもってトレーニングしましょう!ということをお勧めしています.

ソートテクノロジー プロコンプ

 

脳波分析の結果,覚醒レベルが低いタイプには活性化が必要ですし,高覚醒タイプにはリラクセーションが必要なのです.

 

一律的にリラクセーショントレーニングをしてもうまくいかないのです.

 

眠気を帯びた人にリラクセーションを施せばどうなるか?容易にご想像いただけると思います.

 

さらに競技スポーツ分野でこうした分析を役立たせるには安静状態だけでなく,ストレス状態での測定も行い,安静状態との比較検討が必要になってきます.

 

ですのでアスリートにはストレスプロファイル(精神生理学的ストレス検査)が必要なのです.

 

私が愛用している測定機器はカナダのソートテクノロジー社製のものです.

 

ソートテクノロジーはこの分野のパイオニアであり,ソフトの使いやすさは群を抜いています.

 

「分析」と「トレーニング」が一体型のオールインワン・タイプであり,研究者,臨床家ともに満足できるものと思います.

 

さらにハード「プロコンプ・インフィニティ」はブルートゥースでも測定が行え,フィールドなどでの離れたアスリートへの測定も可能です.

 

8つの信号を同時計測でき,バイオフィードバックも,ニューロフィードバックも両方行えます

 

故障も非常に少ないところも高評価ですね.

 

スポーツ バイオフィードバック

私は空いている時間によく自分自身にセンサーを付け,様々なシチュエーションを想定した実践プログラムを考えています.

 

そこには豪華で立派なトレーニングスタジオは必要なく,

 

例え,ボロボロな現場でもアイディアさえあれば,どこでもそこが「マインドルーム」となると信じています.

 

2020年の東京オリンピックまでにスポーツバイオフィードバックを取り入れたスポーツチームは確実に増えていくでしょう

 

フィジカルトレーニングはどのチームも取り入れています.

 

そこからさらにパフォーマンスを高めるのに残された領域は,脳や自律神経のトレーニング領域なのです.

 

Mind Room(マインドルーム): ACミランの秘密の科学的メンタルトレーニングルーム(マインドルームではソートテクノロジー社製の製品が使用されています).

 

「ここ一番」でリラックスできない法則

最新型ウェアラブル自律神経デバイスTPSによるココロの「見える化」

 


 

スポーツでもビジネスでも「うまくやってやろう!」と思えば思うほど逆に力が入って残念な結果に終わってしまった経験はありませんか?

 

おそらく多くの方がこのような経験をされたことがあると思います.

 

これは,うまくやろうとすれば,意識が目の前の行動ではなく,まだ見ぬ未来の出来不出来に行ってしまうからなのです.

 

サッカー選手であれば,PK時にはボールを蹴るという行為にだけ100%意識集中する必要があります.

 

「外したらどうしよう…」という考えが頭の中によぎればよぎるほど,脳の構造上,シュートの精度は落ちていきます.

 

未来への予期不安により脳の扁桃体が興奮し,交感神経が活性化し,筋肉が硬直してしまうからです

 

ですので,お釈迦様は,「今ここ」に意識を集中させて心を安定させるマインドフルネスの原型となる精神統一法を編み出したのです

 

ここ一番で「うまくやろう!」と思うことは「今ここ」ではなく,未来に意識を持って行ってしまう行為なのです.

 

今回は,典型的な「うまくやろう」として失敗したパターンを最新型自律神経デバイスTPSを使用した典型例をご紹介したいと思います.

 


 

(隣で『TPS』を使いながら呼吸法をしている西川道場長の奥様に向かって)

 

西川道場長「そんなんじゃダメだ!俺が見本を見せてやる!」

自律神経デバイス『TPS』トレーニング

(気合い十分の西川道場長!対照的なカッパとの共演が面白いです^^)

 

西川道場長は私の元でクンダリーニヨガを長きに渡って修行している呼吸法の熟練者です.

心拍変動バイオフィードバック『TPS』トレーニング

 

…しかし,この日の西川道場長は何もかもがいつもと違っていました…

バイオフィードバック『TPS』トレーニング

一向にハートマーク(自律神経バランス)が改善していきません!
 

良くなったかと思えば,悪化するの繰り返しです.

HRVバイオフィードバック『TPS』トレーニング

 

↓結果,自律神経バランスは何とか改善しつつも,緊張や脳の興奮と関わる指先の発汗量(濃いブルー線)が大幅に増加しています.

 

逆にリラックスの指標である皮膚温(薄いブルー線)は低いままです.これは完全に力みによるリラクセーションの失敗です.

ストレストレーニング『TPS』呼吸法にいくら慣れていても,うまくやろうと力が入ってしまえば失敗してしまうということなのですね.

 

↓参考として下記に私が行ったリラクセーションの典型例を載せておきます.いかがですか?ストレス時とは全く逆のパターンを示します.

リラクセーショントレーニング『TPS』

 

西川道場長のケースは,試合中のアスリートにも頻繁に起こります.

 

どれほど高いスキルを持っていても「うまくやろう」と力が入ってしまえば,体内ではこうしたストレス現象が起きてしまうのです

 

また試合直前に緊張を解そうと呼吸法をしたり音楽を聴こうとする場合にも失敗は潜んでいます.

 

リラックスと睡眠は気合いを入れれば入れるほど遠ざかっていきます

 

「リラックスしなきゃ!」「早く寝なきゃ!」と逆に力みが生じて脳の覚醒が高まってしまうからです

 

焦りの負のスパラルです.

 

つまり,本人は深呼吸をしたり,ストレッチをしたり,音楽を聴いてリラックスしているつもりでも

 

実際は身体の中はストレス状態のまま

 

これではとても良いパフォーマンスは発揮できません.

 

そんなとき,心身の状態を「見える化」してあげれば,うまくリラックスできているのかどうかが簡単に分かります.

 

結局の所,アスリートは,今自分は本当にリラックスできているのか?その確認材料が欲しいのです.

 

その安心材料が手に入れば安心してプレーに挑めるのです.

 

科学技術の発展に伴い,今では上記のようなデバイスを使用することで,「何となくリラックスという幻想」から簡単に抜け出すことができます.

 

試合直前の選手の心身状態を「見える化」して「改善」する…これが今後の競技スポーツ分野の標準となるでしょう.

 


 

お陰様でウェアラブル自律神経デバイス『TPS』の売れ行きが好調です.

 

入荷した分,売れていきます.

 

おそらく弊社では売って終わりではなく,ヨガ研究所の強みを活かし,

 

実際の使用方法,応用方法のレクチャーも合わせて行っているためだと思われます.

 

いくら高性能なセンサーでも自分に合ったやり方で正しいトレーニングをしないと高い効果は得られません

 

そこで,当スタジオにて直接『TPS』をご購入していただいた方に限り

 

『TPS』を使用した無料レッスン(データの見方,原理の説明,使用方法,メンタルタイプ別・呼吸法のレクチャー)を30分ほど行わせていただきます

 

当スタジオは,ヨガや呼吸法の研究と実践を得意としております.

 

したがって,『TPS』などのデバイスを使用した応用方法,プログラムには自信を持っております.

 

是非,この機会に無料レッスンをご活用下さいませ.

 


 

『TPS』を購入ご希望の方は,弊社にメールかお電話にてご連絡をお寄せ下さいませ

 

(※本製品専用アプリは現在,アンドロイド端末のみに対応しております.アイフォン版アプリは只今開発中とのことです)